2005.11.28

執刀医が・・・

久しぶりにVoice Storeのサイトを見てみたら、「マリーシアガーデンクリニック(東京)高橋洋子副院長」というのが目に入ってきた。その写真の顔には見覚えがある。

これまでに書いたとおり、自分はカナクリで手術を受けた。そしてそのときの執刀医は高橋医師だった。そう、同じ高橋である。ただ、フルネームは失念していたので別人の可能性もあると思い、カナクリのサイトのドクター紹介を見てみた。・・・「高橋洋子」、やはり同一人物だ。

ということは、カナクリの医師とは仮の姿(非常勤)で、本職はマリーシアガーデンクリニックの副院長?
ま、いいんだけど。

って、やっぱり気になったのでマリーシアガーデンクリニックのサイトを見たところ、経歴のところに「2003年 神奈川クリニックCRレーシックセンター勤務」「2004年 マリーシアガーデンクリニック副院長に就任」と書いてあった。てことは、自分の執刀の後カナクリをやめてマリーシアに移ったということだろうか?
それにしてはカナクリのサイトのドクター紹介に未だに載っているのはなぜだろう?

ますます気になってきた。

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2005.11.15

術後2年経過

2005年11月15日(火)
今日でちょうど術後2年が経過した。感覚的に見え方は変わっていない。
ちなみに、先日たまたま会社の健康診断があり、両目とも1.5だった。

特に変わったこともないし、これ以上書くことなし。

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2004.11.16

術後1年経過

2004年11月14日(日)
1年後検査の日。早いもので手術からもう1年が経過したことになる。
検査内容は6ヵ月目と変わらず視力検査、眼圧検査、角膜の厚さ測定、角膜形状測定だった。視力検査の結果は今までと変わらず両目、右目、左目いずれも1.5だった。加えて言えば、自分の感覚では検査結果ほどは見えていないことも今までと変わっていない。ランドルト環(おなじみの視力検査表)でちゃんと見えているのは1.2までだ。
念のため今回も眼底検査を依頼すると、視力検査に続けて瞳孔を開く薬を点眼された。30分ほど待ったところで診察に呼ばれた。この日の診察は初めて見る男性医師だった。カナクリのHPにも載ってなかった気がするが、もしかしたら更新されているかもしれないので後でチェックしようと思った。その医師はひと言目に「なんで毎回眼底検査やってるの?」と訊いてきた。「検査の機会が少ないもので念のため」と答えると、「眼底検査なんて1年に1回やりゃ十分だよ」と言われた。他の医師からはそんなこと言われたことがなかったので、そう言ってやろうかとも思ったが、やめた。なぜならこの医師のしゃべり方があまりにぶっきらぼうだったからだ。おそらくこういう医師は日本中にたくさんいるのだろうが、カナクリに関して言えば他の医師はみな言葉遣いは丁寧だし、態度もこちらと対等だったので、そのギャップでこの医師の態度に違和感を感じたのだと思う。よりによって1年目の検査にこういう医師に当たるとは・・・。診療部長か執刀医の担当日を確認して予約すりゃよかった、と少し後悔した。とは言え、一応眼底検査はちゃんとやってくれていたようだった。ただ、「はい、左見て。ぐーっと見て、ぐーっと。はい今度上見て。はい、もっとぐーっと」と、いちいち「ぐーっと」を付けて言う。こっちだって眼底検査は何度も経験してるんだから、んなこと言われなくてもめいっぱい見とるっちゅーねんっ。なんかいけ好かないんだよなぁ。
結局診察は眼底検査以外は簡単に目の状態を見ただけで終わった。

診察後、手術前とこの日の検査結果が書かれた紙をもらった。内容は下記のとおり。(数値は右目/左目の順)
【術前】
視力:0.07/0.08 
屈折値 球面:-5.50D/-4.50D 円柱面:±0D/-1.50D 軸角度Axis:-/160
K値 K1:41.50D/41.00D K2:42.00D/42.00D
【術後】
視力:1.5/1.5 
屈折値 球面:-0.25D/+0.25D 円柱面:±0D/-0.25D 軸角度Axis:-/130
K値 K1:37.50D/37.25D K2:38.00D/37.50D

軸角度とかK値とか、何のことかよく分からないが一応記録としてここに残しておく。

この日は曇りだったおかげで眩しい思いをしなくてすんだ。
これでこの体験記は終了と言うことになる。今後は目に問題が出ない限り更新することはないだろう。

追記)
帰宅後カナクリのHPをチェックしたが、やはり今回の診察担当医師は写真も名前も載っていなかった。あんた誰?

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2004.06.21

術後6ヶ月目

2004年6月5日(土)
6ヵ月後検査の日。本当の術後6ヶ月目は5月15日だったが、5月30日までインドに出張していた関係で検査日を延期していた。
前回の検査後、点眼薬は常用する必要がなくなったため、インド出張中も含めてこれまでは気が向いた時にヒアロンサンを数回使っただけだった。
今回も視力検査の結果は両目、右目、左目いずれも1.5で前回と同じだった。今回も眼底検査を依頼した。散瞳待ちの間、先に診察することになった。この日の診察はたまたま執刀医の女医さんだったのだが、その女医さんに「何か気になることあります?」と訊かれた。こちらとしては術後1ヶ月以降は検査の機会も少ないので念のため毎回眼底検査を依頼しているだけなのだが、もしかしたら検査マニアと思われているかもしれない。んなこたぁないか。
術後から今まで特に手術に関する資料をもらったことがなく、しかも次の検査は術後1年目である11月なので、なにかしら資料をもらえないものかと質問したところ、1年目の検査、つまり最後の検査終了時に、カルテほど詳細ではないが資料をくれるとのことだった。
診察後、女医さんが近視度と乱視度だけ再度測定し、プリントした紙をくれた。それによると、近視度は右目が0.00で左目が+0.75(つまりやや遠視)で、乱視度は右目が-0.25で左目が-0.50だった。女医さん曰く、右目については近視は無く、乱視もほぼ無い状態、左目については乱視を遠視によって補っている状態であり、総じて両目ともよく見える状態であるとのことだった。自分の感覚としては以前からも書いている通り、視力検査結果ほどは見えていない気がしていたのだが、これでその理由が分かった。

次回は術後1年目検査ということで約半年後となる。11月頃改めて予約を入れるということで今回の検査は終了した。
この日は非常に天気が良く、ビルを出ると日光が眩しくて目を開けていられなかった。もちろん散瞳しているためである。サングラスを持参しなかったことを後悔した。

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2004.01.15

術後1ヶ月以降

2004年1月15日(木)
久しぶり&2004年最初のココログ更新。
前回の検査から1ヶ月が過ぎた。手術当日から丁度2ヶ月が経過したことになる。
目の状態に変化は無く、快調である。なので目については残念ながら(?)これ以上書くことがない。

Voice Storeに自分の体験記が掲載された。
ここはLASIKについての情報を提供してくれるサイトだ。まだサイトがオープンして間もないので体験記の数は少ないが、見やすいデザインで好感が持てる。自分の体験記が追加されたように、これからどんどん情報量が充実していくことを期待したい。

すっかり書き忘れていたが、12月中に手術給付金8万円が振り込まれた。
あとは医療控除申請だが、これにはまず会社から源泉徴収票をもらう必要があるのでまた後日。

2004年2月14日(土)
3ヵ月後検査の日。朝イチに予約を入れていたので、早起きして新宿に向かった。
まずは、いつもどおり視力検査から開始となるのだが、実は1週間くらい前から左目のまぶたが腫れていたので、そのことをORTに伝えると、先に診察をしてもらうことになった。腫れの原因は多分、先日食洗機をDIYで取り付けた際、いろんなところを触って汚れた手で目をこすってしまったからだと思う。
今日の診察は堀川医師だった。どうも堀川医師のヒット率が高い。それはさておき、診察の結果、まぶたの裏側に膿が出来ているとのことだ。とりあえず目薬で様子を見るが、治らないようであれば切除が必要だそうだ。ただ、ここでは切除はやらないそうだ。ここはLASIKを行う場所なのだからそれは当然だろう。それ以前にLASIKと関係ないであろう症状について目薬を出してくれる(しかも無料)だけでも感謝しなければならない。
念のため眼底検査をお願いすると、堀川医師も賛成してくれた。
一旦診察を終了し、視力等の検査を行なった。今回も両目、右目、左目いずれも1.5で相変わらずだった。その他、眼圧、角膜撮影を行い、さらに1ヶ月後検査ではやらなかった検査を1つやったが、これも角膜撮影の1種のようだった。その後眼底検査のために瞳孔を開く薬を点眼してもらい、一旦待合室に戻った。
30分後、眼底検査のため再度診察となった。結果、眼球内に異常は見られないとのことで安心した。ただ、硝子体の液化が始まっているので影がちらつくことがあるとのことだ。飛蚊症のことだ。硝子体の液化は身体の老化と共に進行するものなので異常ではないが、飛蚊症が急にひどくなったら注意するよう言われた。網膜剥離の可能性があるからだろう。
受付で次回6ヵ月後検査の予約をとりあえず5月15日決めた。それと点眼薬として、術後にも使用していたリビゲットとピトスを2本ずつもらった。これは左まぶたの腫れ対策用であり、今後右目には薬は必要ないそうだ。
とりあえず、これで無事3ヶ月後検査を終了した。

今日は瞳孔を開く薬の効きが強いせいか、天気がいいせいか分からないが、表に出るとやたら光が眩しく感じた。

2004年2月27日(金)
何気なくカナクリのHPを見に行ったら、手術費用の割引率が変わっていた。自分が手術を受けた時や12月に見た時は24%OFFだったのだが、現在は20%OFFになっている。どちらかと言えば費用は徐々に安くなっていくものと思っていたのだが、今回に関しては高くなっている。
まぁ自分の時より安くなったとしたらあまりうれしくないというのも本音だが・・・。

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2003.12.15

術後1週間から1ヶ月まで

2003年11月25日(火)
3連休の間に両目とも異物感は全く気にならなくなっていた。左目の充血はまだ残っているが、確実に薄くなってきている。ペース的にはゆっくりなので、完全に消えるには後1週間かそれ以上かかるだろう。
飛蚊症(ひぶんしょう)について。目の前を蚊が飛んでいるように見える症状のことである。昔から目の表面に糸くずのようなゴミが浮遊していることに気づくことがあったが、これは実は目の表面ではなく、眼球内の硝子体(しょうしたい)に濁りがあるために起きる症状らしい。つまり私も飛蚊症持ちなのである。ただ、日常生活に支障をきたすほど気になるものでなければ全く問題ないそうである。私の場合、目の見え具合を意識したときに気づく程度なので、今のところは気にする必要はないであろう。ただ、網膜剥離などの前兆としてこの飛蚊症が起きることもあるそうなので、気になるようになった場合には注意が必要のようだ。

2003年11月26日(水)
昨日の今日で飛蚊症が気になりはじめた。次の検査のとき訊いてみようかとも思うが、また瞳孔を開いて検査となると、薬で目に負担がかかることが気にかかる。

2003年12月2日(火)
何気なくカナクリのHPを覗いてみると、手術費用割引キャンペーンの期間が2004年2月29日までに変わっていた。予想通りである。割引内容は変わっていないので良しとしよう。
いつものとおり昼休みを寝て過ごした後起きてみると、机の上に朝日生命の手術給付金申請用書類が置いてあった。これをカナクリに持っていって診断を書いてもらい、朝日生命に提出し、問題が無ければめでたく8万円が戻ってくるというわけだ。

2003年12月5日(金)
3週間後検査の日。左目の充血はほとんど目立たなくなった。そのため、写真を撮るのもいつの間にかやめてしまった。慣れのせいもあるとは思うが、左目と右目の見え方の違いも気にならなくなった。
仕事を定時で切り上げ、新宿へ向かった。今日も予約は19時からだったが18時半には到着した。
検査の内容は1週間目と同じだった。視力検査の結果は両目、右目、左目いずれも1.5で前回と同じだった。相変わらず右目に比べて左目が見づらい感じだ。
この日の担当ORTに飛蚊症が気になることを伝えると、カルテに記入してくれた。
診察担当はこの日も堀川医師だった。非蚊症は両目共気になるのかどうかを訊かれたが、片目ずつでは確認していなかったので、その場で確かめたところ、やはり両目共だった。通常の目の状態を診察した結果は角膜は傷もなくなり非常にきれいな状態になっているとのことだったが、飛蚊症は網膜剥離などの怖い病気の可能性もあるため、念のため眼底検査をしてもらうことになり、散瞳するための薬を点眼してもらい、一旦待合室に戻った。
例によって完全に散瞳するまで約30分待った後、眼底検査となった。
ちなみにこの検査では、眼球の中を覗き込むことによって網膜剥離などが起きていないかを調べる。その際もれなく眼球の中の様子を確認するため、患者は医師の指示で下、右下、右、右上、というように計8方向に視線を変えていく。
ひと通り両目の検査を終えた後、堀川医師は、「とても良いニュースなんですが」と前置きした後、「目の中に異常は見つかりませんでした。」と言った。つまり私の飛蚊症は生理的なものであり、病的なものではないということが分かった。ここ数日ずっと気になっていたもやもやが解消された。ただし、「もし急激に症状がひどくなった場合はすぐ連絡ください。」と付け加えられた。
受付で次の1ヶ月後検査の予約を12月15日に決めた後、追加の点眼薬をもらった。DMゾロンの代わりとしてピトスを1本もらった。DMゾロンよりややソフトな作用らしい。成分が分離しやすいため使用前によく振らないといけないので注意が必要だ。リビゲット、ピトスを1日4回、ヒアロンサンは変わらず1日5回までとなった。リビゲットは今日までは1日3回といわれていたのだが、なぜか回数が増えた。
帰るときになって、手術給付金申請書類を持ってくるのを忘れたことに気づいた。1ヵ月後検査の次は3ヶ月後検査になってしまうので次回は絶対忘れないようにしなければ。

2003年12月15日(月)
1ヵ月後検査の日。いつもより早い18時半からの予約だったので、定時のチャイム早々に会社を後にし、新宿へ向かった。
まず受付で診断書の作成を依頼した。検査終了後少し待てば記入してくれるらしい。
1ヵ月後検査ということで術前検査に次いで詳細な内容だった。視力検査、屈折度測定、ピント調整力測定、角膜撮影、眼圧測定、眼球計測、コントラスト感度検査、グレア検査を行なった。苦手の視野検査が無くてホッとした。角膜撮影はこれまでの術後検査では1種類の検査器のみ使用していたが、今回は3種類の検査器で撮影された。視力検査の結果は両目、右目、左目いずれも1.5で変わらずだったが、検査の仕方がずいぶん適当に感じられた。検査の種類が多いのでORTも手を抜いたのかもしれない。
この日の診察担当は高橋医師だった。検査の結果も眼球の状態も問題無しのことだ。角膜もいたってきれいだそうだ。
今日からまた点眼薬に変更があった。リビゲットとピトスが不要となり、プロラノンを2本もらった。またヒアロンサンを3本追加された。プロラノンは1日3回、ヒアロンサンは適宜使用する。
「次は3ヶ月目ですね。」と診察終了になりそうだったので、満を持して(?)質問した。まず、肝心の執刀医師は推測どおり高橋医師だった。偶然にも本人に質問した形になってしまった。手術中やけに人が多かったことについては、通常看護師(婦)だけでも6人付くそうで、特別私の手術にスタッフが多かったわけではないそうだ。目をこすることついては、こすらないに越したことはないが、よほど強くこすらない限りは大丈夫だそうだ。もちろん積極的にこするつもりはないが、絶対にこすったらダメというわけではないということが分かり、気持ち的に楽になった。Intra LASIKは私で約10症例目だそうで、これには非常に驚いた。40万払うんだからあと10万位出して確実に、と思う人は意外と少ないらしい。クリニック全体で10症例目であれば、高橋医師としては多くてもまだ数症例目なはずだ。なるほど手術中の手際の悪さがうなづける。暗いところで照明がまぶしく感じるのは半年くらいで和らぐそうだ。また、数年経てば老化によって瞳孔の反応が鈍ってくるので、さらに気にならなくなるそうだ。う~ん、うれしいような悲しいような。
診断書は今日待たなくても後で記入して郵送してくれるそうなのでお願いした。
受付で診断書代として5250円(税込)を現金で支払い、次の3ヵ月後検査の予約をとりあえず2月14日に決めた。しばらく先のことなので、変更するかもしれない。

これで無事1ヶ月後検査が終了した。この体験記の更新もしばらくお休みになると思う。
現在の状態は、視力は必要十分。飛蚊症とグレアがやや気になるものの、おおむね満足。

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2003.11.21

手術翌日から1週間まで

2003年11月16日(日)
翌日検査の日。両目の痛みはさほど気にならなくなった。とはいえ、異物感はまだある。そして肝心の見え方であるが、明らかに昨日よりよく見えるようになっている。この感動を嫁さんに伝えずにはいられなかった。離れたところの細かい字を嫁さんに読んでみせると、すごい!と感心していた。もっともそのために大枚はたいたのだから見えなければ困るのだが。

今日は検査のために一人で新宿に向かった。保護用メガネに対する周囲の視線を多少感じたが、大事な目のためだ、仕方あるまい。
予約は9時半からで、時間通りに到着した。検査ではまず角膜の写真を撮影した。うまく撮影できなかったのか、2度ほど撮影したようだった。その後ランドルト環で視力検査し、オートレフラクトメーターを覗いた。視力検査では右目でなんとか1.5見えたが、左目は1.5が見えたり見えなかったりと言う感じだった。右目が良く見えるだけに左目の見えづらさは気になった。映像がやや白くぼやけて見えるのだ。他の人のLASIK体験記で「視力検査結果ほど見えていない」という内容を見かけたが、こういうことなのだろう。
検査後、20分以上待たされただろうか、ようやく診察に呼ばれた。担当は眼科部長の北澤医師だった。いつものように部屋を暗くして両目を顕微鏡のようなものでのぞきこんで、「順調ですね、目の周りをきれいにしておきましょう。」といって、自分では触らないようにしていたため、かなり汚れているであろう目の周りを湿ったガーゼで拭いてくれた。視力検査の際には左目の見え方がイマイチであることをORTに言ったのだが、北澤医師には伝わっていなかったのか、何も言われなかった。いくつか質問したいこともあったのだが、テンポよく診察が終わったので訊かずじまいになってしまった。どうもいざ診察となると質問を忘れてしまう。

この日から以前ドンキホーテで買っておいた、アサヒフードのマルチカロテノイド(ルテインを含むサプリメント)を摂取することにした(ドンキ価格980円)。ルテインは特にホウレンソウに多く含まれ、目の健康に重要な役割を持つ成分である。1日6mg摂取することが望ましいが、それをホウレンソウに換算すると約58g(サラダボウル3杯分)になるそうだ。サプリメントによる摂取が妥当だろう。

2003年11月17日(月)
術後2日目。右目は充血もほとんど治まり異物感も無くなったが、左目に異物感がある。目を閉じている分には問題ないのだが、瞬きすると異物感を感じるようだ。鏡を見てみると、左目の外側が部分的に真っ赤である。裸眼で初めての出社日でもあり、周囲からどのような反応があるか気になっていたが、メガネが無いことよりも左目が赤いことをある人から指摘され、改めて左目の充血具合と異物感を感じた。これは1日続いた。

2003年11月18日(火)
3日目検査の日(通常は翌々日に検査する)。一晩寝て、左目の充血と異物感が取れていることを願いながら起床したが、まだまだ赤いし異物感もある。今日の検査ではこの点についてちゃんと医師に伝えよう、と思った。術後からこれまで、3時間おきのクラビットとDMゾロンの点眼、1時間おきのヒアレインミニの点眼、毎食後のセフゾンの服用はきっちりやってきた。目も触らないようにした。痛み止めのボルタレンは手術当日の帰途に耐え切れずに服用したきりだ。
そういえば今朝はルテインを飲むのを忘れて出社してしまった。帰宅後飲まなければ。
何事も無く仕事を定時で切り上げ、新宿へ向かった。予約は19時からだったが18時半には到着した。荷物をロッカーにしまい、缶コーヒーを取ってきてくつろいだ。ここへ来るのももう5回目になる。慣れたものである。
10分も待たずにORTが私の名前を読んだ。翌日検査と同じく角膜の写真を撮影した。今回は1回でちゃんと撮影できたようだ。その後視力検査。結果は両目、右目が1.5、左目が1.2だった。翌日検査と変化ない感じだった。
ORTに気になることは?と訊かれ、左目がぼやけて見えることと、異物感があることを伝えたところ、カルテに記入してくれた。一旦待合室に戻り、15分ほど経ったところで診察に呼ばれた。担当は田尻医師だった。目の状態を確認し、先ほどORTが記入してくれた、左目の異物感について改めて訊かれた。2日目の朝頃から続いていることを伝えると、「鏡を見て左目の外側がが真っ赤だからビックリしたでしょう。」と言われたので、「手術直後は両目とも全体的に真っ赤だったのでビックリってワケではないですが。」と答えると、「時間が経って左目だけ赤いのが直らないから気になったんですね。」と言われた。そして先ほどとは少し異なる方法で目の状態を確認した後、「これはフラップ作成のために眼球の表面を機械で吸引した際、出血したもので、良くあることです。上の方で出血したのが時間の経過と共に重力で下がってきたんです。だから線状に赤くなってるんです。しばらく経てば消えていくので心配ありませんよ。」と説明してくれた。明快な説明を受けてホッとした。非常に感じのいい医師だった。とにかく経過は順調とのことだ。「もうヒアレインミニが無くなるでしょう。」と新しい点眼薬を渡された。ヒアロンサンと言う薬だ。ヒアレインの使い捨てではないバージョンだが、防腐剤が入っているので、クラビットやDMゾロン同様、使用は1日5回程度までにするよう言われた。クラビットとDMゾロンは引き続き1週間目まで使用するよう言われた。
帰宅後ルテインを飲むのは忘れなかった。
左目の充血が無くなる経過を確認するために毎晩デジカメで左目の写真を撮ることにした。

2003年11月19日(水)
術後4日目。今朝もルテインを飲むのを忘れてしまった。今日は気づいたことがある。右目に比べて左目の見え方が眩しいのだ。術後しばらく光を眩しく感じることがあるというのはこれのことなのだろうが、右目は眩しく感じないだけに気になる。いっそ両目とも眩しければ良かったのに。まだ左目の充血と異物感は治まっていないが、幾分か軽くなったような気がしないでもない。
夜は忘れずにルテインを飲み、左目の写真を撮って寝た。

2003年11月20日(木)
術後5日目。また今朝もルテインを飲むのを忘れてしまった。明日からは気づいたらすぐ飲めるようカバンの中に入れておこう。
自動車関連のメルマガに登録しているのだが、なぜかそこにルテインのことが書かれていた。ルテインにもいろいろあり、質の良し悪しもあるので効果にばらつきがあるらしい。ケミンフーズ社が製造しているルテインが最高品質で、GRAS(安全認定食品添加物)の認定を受けているルテインはこれだけだそうだ。ググってみたところ、60粒入り6000円で、1粒あたりのルテイン含有量は12mgだった。私が買ったアサヒフードのマルチカロテノイドは60粒入り1280円(ドンキ価格980円)で、ルテイン含有量は3粒で8mg。気休め半分で飲むなら安い方で十分だと思った。ちなみにルテインについて詳しく書かれているルテイン情報局はケミンフーズ社の支援で運営されている。
今日の昼で食後服用のセフゾンを飲みきった。そういえば昼休みに仮眠をとるとき、つい、かけてもいないメガネをはずそうとしてしまった。術後5日目にして初めてメガネ生活の癖が出てしまった。今までは異物感があったのでかえってメガネをかけていないことを自覚していたのだが、癖が出たということはむしろ裸眼に慣れてきたことの現れと言えるかもしれない。ただ、異物感はまだ完全に無くなったわけではない。

2003年11月21日(金)
1週間後検査の日(正確には6日後)。夕方会社のトイレで鏡を見る。左目の充血は範囲としてはあまり変わっていないものの、全体的に赤みは薄くなっているようだ。異物感もさほど気にならなくなった。その代わり右目に時折異物感を感じる。おととい、左目の見え方が眩しいと書いたが、改めて確認すると眩しいというより黄色っぽく見えているらしいことに気づいた。極端にではないのだが、右と比べると明らかに黄ばんだ感じに見える。
仕事を定時で切り上げ、新宿へ向かった。今日も予約は19時からだったが18時半には到着した。1週間目検査とあって、翌日や3日目より多種の検査を行なった。視力検査、屈折度測定、ピント調整力、角膜撮影、眼圧測定、眼球計測、他にもあったかもしれないが忘れた。視力検査の結果は両目、右目、左目いずれも1.5だった。同じ1.5でも、右目より左目の方が少々見づらい感じだ。
気になるところは?とORTに訊かれたので、左の見え方が黄色っぽいことを伝えるとカルテに記入してくれた。
今日の診察担当は堀川医師だった。目の状態を確認し、充血している様子をカルテにスケッチしていた。角膜の厚さは右目が422μm、左目が417μmだった。400μm以上あるので正常範囲とのことだ。充血と左目の見えにくさとは関係ないと言われた。ただ、左目の見え方が黄色っぽいという点については心配なので念のため瞳孔を開いて眼底検査をしたいと言われたので、お願いした。こちらが心配している点をちゃんと検査してくれるのはありがたいやら、不安やら複雑な気持ちだった。
瞳孔を開く薬が効くまで待合室で待機したのだが、完全に瞳孔が開ききってからも随分と待たされた。
結局、眼底検査の結果に異常は無いとのことだった。ただ、左目の角膜に少し炎症があるので、本来なら次回は1ヵ月後検査となるのだが、2週間後に来るように言われた。新しい点眼薬としてリビゲットを2本渡された。クラビットの代わりのようだ。またDMゾロンを1本渡された。リビゲットとDMゾロンは1日3回点眼するよう言われた。さらにヒアロンサンを2本渡された。こちらは乾き目などの場合に適宜使用するよう言われた。DMゾロンとヒアロンサンは既に使用中だったが、新たにもらったので今まのでは捨てることにした。
次回の検査の予約を12月5日に決め、麻酔と散瞳とで重くなったまぶたを開いて帰宅した。

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2003.11.15

手術当日

2003年11月15日(土)
手術当日。手術をすると風呂に入れなくなるので、朝シャワーを浴びてから新宿に向かった。
13時半からといってもすぐ手術と言うわけではない。再度視力検査と診察を行い、問題が無いことを確認してから手術となる。視力検査と問診の間付き添いの嫁さんは待合室で待っていた。書き忘れていたが、術後はまだはっきり見えない状態となるので帰途には付き添いが必要である。また手術の様子はモニタで見ることが出来るとHPに書いてあった。嫁さんが同行した目的はその2つである。
診察担当は堀川医師だった。目の状態には特に問題ないとのことで、予定通り手術することになった。

手術の前に、この日の担当LASIK PILOTから術後の説明を受けた。
内服薬はセフゾンとボルタレンの2種類。セフゾンは抗生物質で、毎食後服用し5日間続けること。15錠が無くなったら終わり。ボルタレンは鎮痛剤で、痛みに応じて使用する。ただし強力な薬なので、8時間以上間隔をあけ空腹時を避けて使用すること。2錠のみ処方される。
点眼薬はクラビット、DMゾロンヒアレインミニの3種類。クラビットは細菌を殺し感染症を防ぐ抗生物質。DMゾロンは炎症を抑えるステロイド外用薬。ヒアレインミニは目の表面を保護し傷が治るのを助ける。また乾き目を防ぐ効果もある。防腐剤が入っていない使い捨てタイプである。ヒアルロン酸ナトリウムという成分を含んでいる。クラビットとDMゾロンは1日5回を1週間続けること。ヒアレインミニは30分から1時間に1回、次の検査で医師より指示があるまで続けること。また目の渇きを感じたら随時使用しても構わないとのこと。開封の際切り取ったキャップの破片が残っている可能性があるので、最初の1、2滴は捨てること。3種類を続けて使用する場合は、クラビット、DMゾロン、ヒアレインミニの順に最低5分以上間隔をあけて使用すること。そうでないとお互いの効果を薄めてしまうらしい。
次に保護用メガネを無色透明タイプとサングラスタイプの2種類から選択した。どちらも形状はゴーグルのような感じで横からの埃の侵入も防ぐようになっている。花粉症対策用のメガネのような感じだ。私は怪しさ満点の真っ黒なサングラスタイプは遠慮して、無色透明タイプを選択したが、ごく稀にサングラスタイプを選択する奇特な人もいるらしい。
ひと通りの説明後契約書にサインをするのだが、この契約書がちょっと曲者で、これまでの説明に無かったことがいくつか書いてあるのだ。「術中、術後に何が起きてもクリニックは責任を負わない。」などというのもさることながら、もっと気になったのはIntra LASIKに関することで、Intraの場合、術後の合併症や感染症の種類が多いようなのだ。もちろん総合的にはIntraの方が安全なはずだが、知らない人がこの契約書だけを見たら、Intraの方のがリスクが高いのかと思うだろう。もう一つ気になったのは、この契約書は視力矯正手術共通のフォーマットらしく、(LASIK、LASEK、PRK、Intra-LASIK)と印刷されている中から該当する手術に丸を付けるようになっているのだが、IntraではなくLASIKに丸が付いていたのである。LASIK PILOTに、「Intraを受けることになってるはずなんですけど・・・。」と訊くと、「失礼しました。」とその場でLASIKの丸にピピッと取り消し線を入れ、Intra-LASIKに丸を付けた。別の紙用意してよ、と心の中でつぶやきつつ、日付、住所、氏名を記入し捺印した。そうそう、カウンセリングの時にはハンコが必要とも聞いていなかった。初日の検査のとき、他の人が契約書に捺印しているのを偶然見たので念のため持ってきただけだったのだが、やはり必要だったとは・・・。手術直前で不安を煽るのはやめてほしい。あと、備考欄に「術後視力1.0以上の確率90%程度」と手書きしてあった。近視度数によって術後1.0以上出る確率が決まるので手書きも理解できるが、いかんせん汚い字である。

クレジットカード一括で税込50万4千円を支払い、領収証をもらった。領収者が「藍眼科クリニック」となっていることに気づいた(後から確認したことだが、術前検査費用の領収証もそうなっていた)。手術前だったので質問する気にならなかったが、今度聞いてみよう。
すぐ手術に取り掛かれるとのことで、連れていかれそうになったので、LASIK PILOTに「付き添いがいるんですけど、手術を見学できるんですよね?」と訊くと、「あ、Intraは部屋の移動があるので見学できないんですよ、すみません。」と言われてしまった。確かにIntraではフラップ作成とエキシマレーザー照射を行なう部屋が別室で歩いての移動がある、との説明は受けていたが、カナクリのHPには手術は見学できるとだけ書いてあったので、改めて確認しなかったのだ。では嫁さんは何のために今まで待合室で待っていたのか・・・。カナクリさん、HPに「Intraは見学不可」とちゃんと書いておいてください(2003年11月現在)。仕方ないので嫁さんには終了予定時間まで新宿でショッピングして時間をつぶしてもらうことにし、手術の準備に向かった。

更衣室に入ると、メガネは要らなくなるのでケースにしまうよう言われた。メガネ生活ともここでおさらばである(といっても術後しばらくは保護用メガネを付けるのだが)。そして紙製の帽子と手術着、シューズカバーを着せてもらい、準備室で待つよう言われ、一人取り残された。この時点で14時半頃だったろうか。
準備室には椅子が3つあったのでそのひとつに座った。先ほど説明された、術後使用する薬の説明用紙の他に、雑誌や血圧計が置いてあったが、なにせ裸眼なのでよく見えない。すぐ呼ばれると思ったので、少々緊張しながらじっと待った。鼓動が速くなっているのを感じていた。しかし、看護婦が入ってきたのはそれから30分近く経ってからだった。あんまり待たされたので鼓動も落ち着いていたのだが、もしかしてそういう作戦?

看護婦が私の名前がカタカナで書かれたビニールテープを手にし、「○○さんですね?」と確認し、手術着の胸に貼り付けた。患者取り違えによる事件が度々話題になるので、こういった確認は重要である。
準備室から出ると通路になっていて、向かい側に手術室がいくつかあるようだった。しつこいようだが裸眼のため、よく見えないのである。
誘導されて入ったフラップ作成室には思ったよりたくさんの人がいた。7、8人いたように思う。最先端のコンピュータ制御の機械を使用するのだからこんなに人は必要ないんじゃないか?とも思ったが、もしかしたら何人かは研修だったのかもしれない。Intraはまだ症例が少ないから。
リクライニングシートタイプの手術台に座るよう言われたが、フラットになっており座れる状態ではなく、結局リクライニングを起こすのを待ってから座った。なんか段取り悪いんですけど、不安にさせないでってば。Intraやる人少ないのかな?
手術台に座ると「これを抱いていてください。」と左脇にキティちゃん、右脇にボムボムプリンの枕を挟まされた。うわさには聞いていたがホントだった。体全体に厚手のシートをかぶせられ、頭の部分は空気枕のようなもので固定された。フラップ作成時に頭の位置がずれないように慎重に調整しているようだった。
点眼麻酔を2回ほど両目に浴びせられ、レーザー装置(INTRALASE FS LASERというらしい)との位置関係を確認しつつシートの高さなどを調整。まず右目からということで、上下のまつげが邪魔にならないようにテープで固定し、開瞼器をあてられ、顔に右目の部分だけ丸く開いた布をかぶせられ、左目の視界は無くなった。なお、裸眼で良く見えないのに加え麻酔も効き始めており(目だけだが)、この辺からは記憶があいまいである。
右目に筒状の器具をあてられ右目の視界も無くなった。執刀医らしき女性の声(高橋医師?)で「見えにくくなりますよ。」と言われたので「すでに何も見えないんですけど。」と答えると、「それで大丈夫です。」と言われた。なんだか会話が変である。レーザー装置の照射部分がおりてきて(多分)、右目にあてた筒状のものと一致した。ずれないようにかなりの力で押さえられたのだが、これが予想外に痛い。もちろん麻酔が効いているので目自体は痛くないが、照射部分に押さえつけられた筒状の器具が目の周りの骨に食い込むような感じになって痛い。ちょっと強く押さえすぎなんじゃないの? もうちょっで痛みを訴えるところだった。その後はよく覚えていないが痛みに耐えている間に終わった。同様に左目のフラップ作成となった。やはり押さえつけられたとき結構痛かったが、右目の時ほどではない気がしたので我慢した。そして左目のフラップ作成も終了。ここまでトータル20分くらいだったろうか。男性(北澤医師?)の声で「きれいにフラップ出来てますよ。」と言われ、少し安心した。痛みに耐えた甲斐があった。
「聞いてると思いますが、ここから別の部屋に歩いて移動してもらいます。見えにくいと思いますが看護婦が誘導するので心配しないでください。」と言われたが、フラップ作成前でも裸眼ではほとんど見えないので実際には大差ないように感じた。それにエキシマレーザー室はフラップ作成室のすぐとなりで、歩くと言っても10歩程度だった。エキシマレーザー室にも結構人がいるようだった。フラップ作成室にいた人たちが移動してきたのだろう。ここでの執刀医も女性だったが、先ほどと同じ人かどうかは分からない。ここの手術台はリクライニングタイプではないようだが、穴か凹みがあって、そこに頭をはめて固定するようだ。楽な姿勢をとるためか、ひざの下にクッションが入れられた。フラップ作成時同様、体に厚手のシートをかぶせられ、上下のまつげをテープで止め、開瞼器で固定されたが、さほどきつくはなかった。視界にぼんやり大きく赤い光が見え、その中に点のように緑の光の点滅が見えた。その緑の点滅を見つめているように言われ、エキシマレーザー照射の作業が開始された。途中緑の光を見失ったが、勘で同じ場所を見つめるようにしていた。「その調子です、いいですよ。」と言われたので、視点はずれていなかったのだろう。もっとも「動かさないで!」と言われたらかえって動揺してしまうが。レーザー照射前にフラップをめくるのだが、麻酔が効いているはずの右目に触られる感触と共に若干痛みを感じた。麻酔の効きが弱かったのかもしれないが、もしかしたらこれくらいが普通なのかもしれない。とりあえずなんとか耐えられない痛みではないので我慢した。レーザー照射中、「今半分終わりました。」などと声をかけられた。30秒程度だったろうか、なんとかレーザー照射も終わり、2分間上を見たまま待つよう言われた。フラップが馴染むのを待つ時間らしい。今度は左目だ。そこで気がついた。左目は触れられる感触がないのだ。やはり右目は麻酔の効きが弱すぎたのだと知った。全く痛みを感じることも無く、左目のレーザー照射は終了した。

手術台から降ろされ、すぐそばにある検査機器の前に座るよう言われた。視界が白くぼやけているが、術前の裸眼より見えている感じはした。部屋が暗くされ、男性医師(北澤医師?)が顕微鏡で目の状態を確認しているときに、「右目が結構痛かったです。」と言ったのだが、相手にされていないようだった。女性医師(執刀医?)も同じ機器で目の状態を確認した。次にすぐ横の、オートレフラクトメーターを覗いたのだが、右目は気球が大体見えたりしたのだが、左目は全く焦点が合うことがなかった。どっちも全く見えないのなら気にしなかったのだが、なまじ右目がそこそこ見えたので不安に駆られた。後から考えると、右目はすでに麻酔が切れかかっていたからだったのかもしれない。手術の所要時間は1時間程度だったろうか。予想より長くかかった(というか手間取った)気がする。

看護婦に連れられ、通路に出て準備室とは違う方向へ向かった。扉が開くとLASIK PILOTが待っていた。薄暗いラウンジのような部屋がパーティションでいくつかに仕切られていた。その内のひとつに案内され、手術着を脱がされ、リクライニングチェアーでしばらく安静にしているよう言われた。何か飲みますか?と聞かれたので、リンゴジュースを持ってきてもらった。それにしても右目が痛い。時間が経つにつれ、左目も麻酔が切れてきたらしく、だんだん痛くなってきた。この痛みを例えるなら、瞬きをずっと我慢して、目が乾いてきたときのヒリヒリ感と、コンタクトをしていてゴミが入ったときの痛みが合わさったような感じた。さらにしばらくすると左目の麻酔も完全に切れたらしく、痛みに反応して両目から涙があふれてきた。眠って休むつもりでいたが、それどころではなかった。40分ほどしてLASIK PILOTが様子をうかがいに来たが、とても痛みが治まったと言える状態ではなかったので、もうしばらく休ませてもらうことにした。さらに20分ほどしても痛みは変わらなかったが、「がんばって検査しましょう」と言われ、我慢してLASIK PILOTに連れられて更衣室に戻った。すでに嫁さんと約束した時間はとっくに過ぎていた。準備室での待ち時間と術後の休憩時間が長かったせいだろう。それに待合室で休憩すると思っていたことも誤算だった。
更衣室で荷物を取り、見えにくい目で着信履歴を見ると、やはり何回か嫁さんから着信があった。電話してみると待合室にいるらしい。こちらが診察室前にいることを伝えるとやって来た。

LASIK PILOTから術後セット(点眼薬、内服薬、保護用メガネ、保護用カバー、契約書の写し、術後の注意事項などが入っている)を渡された。このときもどうにも涙が止まらず、しきりに流れる涙をハンカチで吸い取った。花粉症の人は分かると思うが、涙がたくさん出ると鼻水もたくさん出る。クリニック内にはそこここにボックスティシューが置いてあるので良いのだが、帰途で鼻をかむのに困るので、ハンカチ持参は当然として、術後セットにポケットティシューを加えるべきだと思った。こんなに痛みを伴うケースは稀なのかもしれないが。
診察の前にORTによる視力検査があった。こんな状態で視力検査しても意味ないよ、と思いながらランドルト環を見た。ランドルト環の一番上は視力0.1なので、裸眼0.1未満だった手術前から比べれば、右も左も見えるようにはなっていたわけだが、なにせ目を開けているのがつらく、早々に検査は終了した。ORTからはどれだけ見えたか言われなかったが、こちらからも訊かなかった。多分0.5前後だったろう。左目は手術直後よりは見えるようにはなっていたが、右目よりは見えない感じだった。
その後、高橋医師による検査だった。改めて目の状態を確認し、問題ないといわれた。ここでも「結構痛かったです。」と言ったのだが、気にしていないようだった。痛みは自分しか分からないから、診て異常が無ければ問題としないのだろうか。高橋医師にヒアレインミニ(多分)を点してもらい、この日は終了となった。

保護用メガネを装着し、ビルを出ていつものとおり新宿駅まで歩くのだが、ビル風かは分からないが、とにかく風が強く、目の痛みに加担している気がして妙に腹が立った。小田急デパートの前まで来て、どうにも痛みに耐えられず、ボルタレンという鎮痛薬を飲んだ。これは次に飲むまでに8時間以上あけるよう説明されたので、よほど強い薬なのだろう。2回分しか処方されていない。ところで実は駅に着く頃には結構見えるようになっていた。痛みさえなければ裸眼でも一人で歩けそうな状態だ。嫁さんも実は目が悪く、0.5見えないくらいにもかかわらず普段の生活ではメガネをかけていない。この日もメガネを持ってこなかった。頼りない付き添いである。とはいえ、痛みに耐えながら一人心細く帰宅することに比べれば雲泥の差である。手術には極力誰かに付き添ってもらうべきである。

家についても傷みともかゆみともいえる異物感はなくならず、仮眠をとった。熟睡は出来なかったが3時間ほど眠った。嫁さんが用意しておいてくれた晩飯を食べ、セフゾンを飲んだ後、早々に床に就くことにした。就寝時用の保護カバーはアルミ製のお玉のような皿に無数の穴が開いており、これを専用の使い捨て粘着テープで顔に固定する代物なのだが、私は頬骨が出ているせいか結構隙間が出来る。また、粘着テープで肌荒れしそうである。幸い私は寝相がいいので、就寝時も保護用メガネを付けることにした。この方が具合がいい。

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2003.11.11

術前検査

2003年11月4日(火)
11時からカウンセリング&検査を予約していたカナクリがある西新宿の新宿アイランドタワー35Fへ向かった。この日のために年次を取った。最寄りは西新宿駅だが新宿駅から歩くことにした(10分弱)。
フロアは清潔な感じで第一印象は悪くなかった。受付で予約した旨伝えると、待合室で待つよう言われた。待合室の窓から外を眺めた。35Fからの展望はすばらしい。手術が成功すれば裸眼でこの景色をくっきり見ることが出来るのだろう、とつい想像してしまう。
待合室のテレビを見ていると5分ほどしてカウンセリングの担当者に呼ばれた。カナクリのHPによれば彼女たちのことをLASIK PILOTと呼ぶらしい。本人はその言葉を使っていなかったが、あえて今後LASIK PILOTと呼ぶことにする。LASIK PILOTには女性しかいないようだ。カウンセリングルームは5つあり、そのうちの一室に入った。カウンセリングでは、なぜ近視になるのか、LASIKやLASEKがどのような手術かについて説明してくれた。また手術のメリットだけでなく合併症の恐れとその種類や、近視の度合いによって手術の成功率に差が出ることについても説明してくれた。自分としてはインターネットでいろいろ調べてひと通りのことは知っていたので、説明を聞いて驚くようなことはなかった。ただ、手術給付金申請のための診断書の発行には5000円(税別)が必要と聞いて、紙切れ1枚に5000円とはずいぶんぼったくるなぁ、と思った。
最新の技術であるWF(Wave Front) Intra LASIKが希望であることを伝えると、「Intra LASIKはつい先日ここでセミナーが開催され、確かに安全性や矯正精度が高いので希望すれば実施しますが、まだ症例が少ないので予後が不明、つまり何年、何十年か経ってからどうなるかは分かりません。ただこれは通常のLASIKもまだまだ新しい手法で、予後が不明という点では大差ありません。WFに関しては収差がある場合に有効ですが、これは検査してみないことには分かりません。」と言われた。ちなみに収差とは、いろいろな角度から目に入ってきた光(映像)の焦点が1点に集まりきれずにずれることを意味する。
カウンセリング後受付で検査費用として現金で5250円(税込)を支払い、領収証をもらった。手術費用ももちろんそうだが、検査費用も医療還付請求の対象となる。ちなみに手術費用はカードで支払える。
検査待ちのため待合室で再度時間をつぶした。ここの待合室には缶コーヒーや缶ジュースが冷やしてあり(ホットもある)、またコーヒーや紅茶のディスペンサーも置いてあり、それぞれ自由に飲めるようになっている。見回したところ、缶ジュースを飲んでいる人は見当たらなかったので自分も遠慮してコーヒーを注いで飲むことにした。

コーヒーを2口ほど飲んだところで私の検査の番になった。今度は白衣を着た女性が担当となり、まずは視力検査をした。彼女たちのことをORT(視能訓練士)と呼ぶらしいので以後そう呼ぶことにする。もちろんORTには男性もいる。
裸眼視力は右目が0.07、左目が0.08だった。中等度の近視らしい。左目には乱視もあった。ちなみにたまに使用する使い捨てコンタクトレンズは右が-5.5D、左が-4.5Dだ。
今回いろいろ調べているうちに知ったのだが、視力検査表でお馴染みの、いろいろな方向に向いているCのようなマークのことをランドルト環と呼ぶのだそうだ。次にピントが合ったりぼやけたりする遠くの気球の写真をじっと見つめる検査をやった。これはオートレフラクトメーターという装置で、近視や遠視、乱視の度数を調べるものらしい。それと赤と緑の中の四角のどちらがくっきり見えるかを答える検査は、光の波長が赤と緑で異なるのを利用して矯正の微調整を行なうものらしい。その後もいろいろな検査を行なったが、なかでも視野検査は特に疲れた。中心をじっと見つめたまま、あちこちにランダムに白く光る点が見えるかどうかで視野に異常が無いかを検査するものだが、これがなかなか難しい。片目約5分ずつ検査するのだが、白い面に白く光るのでただでさえ見づらいのだが、ずっと中心を見つめているとだんだんボーっとしてきて、光ったんだか光ってないんだか分からなくなってくるのだ。各種検査の途中、ORTが休憩するか聞いてくれたが、面倒なので通しで検査したのだが、後から思えば一旦休憩すればよかったのかもしれない。なぜならこの後問題が発覚したからである。
検査後、診察時に眼球の中の状態を確認するために瞳孔を開く薬を点眼されたのだが、これにより一時的に光が眩しく感じたり、メガネをかけた状態では近くが見えにくくなったりすると言われた。これは4、5時間続くのだそうだ。確かに点眼後30分くらいするとメガネをかけた状態では腕時計やケータイの文字が読めなくなった。手術で近視を矯正した後、年をとって強度の老眼になったのと同じ状態なのだそうだ。瞳孔が開くまでの待合室でコーヒーを飲んで過ごした。先ほどの飲みかけのコーヒーは片付けられていたので新しく注いだ。

そしていよいよ診察の時間となった。ここで医師が検査結果と問診により手術が適用かどうか診断するのである。診察は高橋医師だった。まず最重要項目である角膜の厚さは多少平均より薄めの500μmだが、適用範囲内であるし、Intra LASIKであればなお問題ないとのこと。眼球の中にも異常は見られなかったようだ。しかし、右目の視野が適用外と言われてしまった。他の検査には異常が無いので大丈夫だとは思うが、念のため再検査しましょう。再検査の予約を入れてください、と言われた。ここで、今日この後はダメですか?とバカな質問をしてしまった。ダメに決まっている。瞳孔を開く薬を点眼してしまっているのだから、今の状態では正確な検査は出来ない。
診察後、受付で再検査日、手術日から1週間後検査までの日程を決めてこの日の検査は終了した。再検査は眼科部長である北澤医師がいる火曜日を選んでくれた。また、手術1週間前から点眼するようにと、クラビットという抗菌のための薬をもらった。1日3回就寝前を避けて点眼するようにとのことだ。

2003年11月11日(火)
19時から右目視野の再検査である。仕事を定時で切り上げて新宿へ向かった。今回は視野検査、しかも右目だけなので気合を入れて検査に望んだ。しかし、検査の最中も、また適用外だったらどうしよう、という不安に駆られた。やはりじっと一点を見つめているとワケが分からなくなってくる。結局ちゃんとできたのか分からないまま検査は終わった。
そしていざ診察へ。北澤医師に「この前は視野検査、難しかったですか?」と聞かれ、「今日も難しかったです。」と答えると、微笑みながら「でも今日は正常な結果が出ていますよ。予定通り15日に手術しましょう。」と言われ、ホッとすると共に初めてそれまでかなり心配していた自分に気づいた。北澤医師は視野検査の結果を見せながら、「この黒いかたまりはマリオット盲点といって、片目ではどうしても見えない部分があるんです。これは正常ですから心配ありません。」と教えてくれた。「Intra LASIKをご希望ですね。」と確認されたので、「WF Intra LASIKを希望しているんですが。」と答えると、「あなたの場合は収差が激しくないのでWFは必要ありません。」と言われた。WFは手術費用がプラス10万円なので、必要ないならそれに越したことはない。

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2003.10.31

術式とクリニックの選定

2003年10月某日
あれから年月は流れ、ある時近視矯正手術も大きく進歩していることを知った。今の主流はLASIK(レーシック)らしい。0.01の強度近視でも1.0~2.0まで回復できるというもので、マイクロケラトームというカンナのようなメスで角膜にフラップ(ふた)をつくり、それをめくってからレーザー照射によって角膜を削り、フラップを元に戻す、という方法である。
しかしいろいろ調べていくと、LASIKには合併症や感染症など、危険がイッパイであるということが分かった。最も安全性が高く、狙い通りの矯正視力が得られるのはスーパーPRKだそうだ。ただしその手術をやっているのは日本で一ヶ所だけらしい。五反田の参宮橋アイクリニックである。ここの奥山院長は近視矯正手術の権威であるロシアの故フィヨードロフ博士に学んだそうで、彼自身もその博士から手術を受けたのだそうだ。また、新しい手術を採用する前にはまず彼自身や彼の家族で臨床実験(?)するのだそうだ。これは信頼がおけそうである。もっとも、LASIKよりスーパーPRKの方が優れていると言っているのは奥山院長だけのようではあるが・・・。問題は他でやっているLASIKに比べて費用が高いということだが、なんと言っても大事な目の手術である。金に糸目はつけまい、そう思ってHPから資料請求した。さらに私の場合総費用はいかほどか?と言う質問を投げた。なぜならスーパーPRKは近視度数によって費用が異なると書いてあったからである。
参宮橋のHPには次世代の手術としてIntra LASIK(イントラレーシック)について少し触れてあった。マイクロケラトームの代わりにレーザーケラトームを使用してフラップを作成するものである。LASIKではフラップ作成の精度が術者の技量に依存されるため、下手をするとフラップが完全に取れてしまったりすることがあるが、Intraはコンピュータ制御によりその危険性を軽減したものらしい。奥山院長はスーパーPRKとIntra LASIKのハイブリッドが理想だと述べていた。なるほど、近い将来はIntra LASIKが主流になるのだろうが、今やるならスーパーPRKというところか。

しかし、さらに調べていくと、すでに日本でもIntra LASIKを実施しているところがあることが分かった。新橋の錦糸眼科である。HPによれば日本で唯一Intra LASIKを行なっているのだそうだ。東京以外にも大都市には設備を構えているらしい。いずれにしても家から近いのは新橋であるが。早速HPから資料請求し、総費用について質問した。
さらにさらに調べていくと、錦糸眼科以外にもIntra LASIKをやっているところがあることが分かった。西新宿の神奈川クリニック眼科CR-LASIKセンター(通称カナクリ)である。結局、参宮橋にしても錦糸眼科にしてもHPに書いてあることは古かったらしい。どっちもとっとと更新してください(2003年11月現在)。
さて、CRとはクリーンルームの略で、なんでも米国連邦規格209bにおける空気の衛生基準、クラス1000を満たした専用手術室を設けたらしい。つまり普通のIntra LASIKより衛生面で上を行くものだということだ。これはいいかもしれない。しかも通常CR-LASIKで両目50万円のところ、キャンペーン中で11月30日までにカウンセリングを受けるとCR-LASIKを38万円でやってくれるそうだ。Intra LASIKになるとプラス10万円なので48万円である。大方キャンペーン期間が過ぎると通常料金自体がキャンペーンの金額まで下がるのだろうが、ま、その保証はないし。とりあえず資料請求した。費用については質問しなかった。なぜならここは検査費用(5000円税別)と手術費用(税別)以外には一切お金がかからないからだ。術後の検査費用や薬代は手術費用に含まれているし、3年以内の再手術(必要な場合のみ)も無料。明朗会計である。

何日か経って、参宮橋アイクリニックや錦糸眼科に投げた質問の回答が届いていた。参宮橋への質問は、手術費用とそれ以外の費用はいくらか?という内容ものだった(もちろん実際には丁寧な文章で質問した)のだが、「60万円と5万円です。」という回答だった。なんとも素っ気ない。それに高い。一方、錦糸眼科からの回答は丁寧なものだった。ただ、錦糸眼科の費用には気になるところがあって、矢作院長によるオペは片目あたりプラス10万円なのである。HPには「どの医師も技量に問題は無いが、希望があれば院長が治療を行ないます。」などと書いてある。そうは言われても両目で20万円も違うとなると手術の質に違いがあるんじゃないのかと疑ってしまう。これを見て不信感を抱いてしまった。

それからまた何日かして、参宮橋、錦糸眼科から資料が届いた。それぞれ、奥山院長、矢作院長の著書が入っていた。奥山院長の本は「近視手術の前にゼッタイ読む本 スーパーPRKのメリット」というタイトルだった。この本の結論は、「LASIKよりスーパーPRKの方が優れている。」である。また最後の方にIntra LASIKのことを「奇跡のLASIK」などと書いてあった。すでにIntra LASIKをやっているところはあるのでこれを読んだ人はスーパーPRKよりIntra LASIKに流れていくんじゃないだろうか。そのくせ当の参宮橋ではIntra LASIKは扱ってないみたいだし。一方、矢作院長の本は「レーシックを超えた!最新Wave-frontレーゼック」というタイトルで、LASIKやLASEKについて当たり障りない内容になっていた、ような気がする。というのも、この頃にはすでにカナクリに気持ちが傾いていたので・・・。まぁ、どちらの本も読んで勉強にはなった。奥山院長の本は誤字脱字のオンパレードだけど。

しばらくしてカナクリからも資料が届いた。中身はHPに書いてあるのと同じ内容がパンフレット化されたものと、200万人来院記念キャンペーン中の広告というシンプルなものだったが、すでにカナクリに決めていたので、資料の中身は正直どうでもよかった。とはいえ気になることが無いでもない。カナクリはもともと美容外科、つまり整形とか豊胸とかやっているところなのだ(上に書いた200万人とは、それらも含めたカナクリ全体での来院数である)。まぁ、韓国では整形手術も市民権を得ているくらいだし、気にする必要は無いであろう。ちなみに韓国ではLASIKも非常に盛んに行なわれているらしい。日本からも2泊3日の格安LASIKツアーがあるくらいだ。そのため術後検査は帰国後日本の眼科で行なうことになるようだ。術後のケアが手術と同じくらい重要なのにこんなことでよいのだろうか。
ところで、LASIKは自由診療であるため保険が利かないのだが、生保の契約内容によっては手術給付金というのが適用される。私は朝日生命に加入しており、1年ほど前に担当のおばちゃんに更新を勧められて「保険王」というのに切り替えた。早速給付金がおりるか確認しようとしたが、肝心の証書が見つからない。面倒なので担当のおばちゃんに訊いてみたところ、医療特約で10日分の通院代が給付されると教えてくれた。通院代は1日当たり8000円なので10日分で8万円が給付されることになる。これは大きい。

ここで、私の結論を簡単にまとめておく。まず、角膜屈折矯正手術の種類には、RK、PRK、LASIK、LASEK、スーパーPRK、Intra LASIKがある。細かくは他にもあるようだが割愛。
RK、PRKは軽度近視しか治せない、既に過去の技術である。
LASIKは、術後翌日にもよく見えるようになるが、マイクロケラトームによるフラップ作成には医師の技術が求められる。また合併症が発生しやすい。
LASEKは、角膜表面を薬液でふやかして薄くめくるため角膜が薄い人でも適用されるが、術後しばらく保護用のコンタクトレンズを使用する必要があるし、LASIKより視力の回復に時間を要する。また、LASIKに比べ痛みを伴う。
スーパーPRKは、術後の矯正視力を正確に予測できる。また、立体的にエキシマレーザーを照射するため術後も角膜表面のカーブが残せる。しかし、フラップを作らずに角膜に直接レーザーを照射するため、術後視力が回復するまでに時間がかかるし、痛みも伴う。そのため、まとまった期間仕事を休む必要がある。また、手術費用がLASIKより高価である(これは参宮橋でしかやっていないためかもしれない)。
Intra LASIKは角膜が平面化するのはLASIKと同じだが、レーザーケラトームの使用により、より薄くより安全確実にフラップを作成することが出来るため、角膜が薄い人でも適用されやすい。追加矯正が必要な場合でも適用されやすい。ただしLASIKよりは多少痛みが出るし、LASIKより高価である。新しい技術のため予後が不明(もっともLASIKの歴史も長くはない)。
こうやって見るとLASEKがベストのようにも思えるが、とにかく最新のIntra LASIKに決めた。
カナクリのHPからカウンセリング&検査の予約を入れる。11月1~3日の3連休のいずれかが希望だったが、予約が一杯とのことで、4日(火)の11時からとなった。

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2003.10.30

はじめに

手術で近視が治る! これを最初に知ったのは確か1994年頃だった。RK手術と呼ばれる方法で、メスで角膜に放射状に切れ込みを入れることによって角膜の形状(厚み)を調整し、それにより近視が矯正されるというものだった。
非常に興味を持ったのだが、雑誌で記者の体験レポートを見てやめた。なぜならその記者は、術後一旦は1.0まで見えるようにはなったが、最終的には0.5くらいで安定したという結果になっていたからだ。0.5じゃ結局メガネ必要じゃん。しかも度数が変わるからそれまでのメガネは使えなくなるし。
また、RKでは成功してもせいぜい0.1が1.0になる程度で、私のように0.1未満の近視では十分な矯正が期待できないことも後から知った。
そして近視矯正手術のことは忘れていった。

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